ウォーターサーバーの卓上型と床置き型それぞれの特徴
ウォーターサーバーというと、水の入ったボトルが目立つデザインを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし最近では、スリムタイプやインテリアに馴染むタイプなど、デザインにも幅が出てきています。デザインによって使い勝手も変わってきますが、従来の床置き型とは違いテーブルやキッチンにそのまま置ける卓上型ではどちらが便利なのでしょうか。
ウォーターサーバーの卓上型と床置き型それぞれの特徴
ウォーターサーバーのデザインを大きく2つに分けると、卓上型と床置き型に分けられます。どちらもメリット・デメリットを持ち合わせているので、それぞれの特徴を知って最適なウォーターサーバーを選びましょう。
卓上型の特徴
卓上型のウォーターサーバーは、ショートタイプとも呼ばれています。最大の特徴は名前のとおり、机の上やキッチンの流し台の上など、卓上で使うよう設計されているところです。
卓上型のメリット
大まかなサイズとなりますが、卓上型は「幅:約300mm×奥行:約300mm×高さ:約500mm~700mm」となっています。コンパクト設計となっているので、寝室やカウンターキッチンのカウンターなど狭いスペースにも置けるのがメリットです。
卓上型のデメリット
また、給水口の高さを置台によって調整できるので、使いやすい高さに給水口をもってくることが可能となります。床置きタイプだと給水口の高さは固定となるので、身長のある方だとかなり腰をかがめないと給水できないことが多いです。卓上型のデメリットとしては、ボトルをサーバーの下に置けないため、ボトルを持ち上げてサーバーの上部にセットしなければならないことです。またサーバー内部の保水量が少ないので、大家族では使いにくいところもあります。
床置き型の特徴
床置き型の特徴は、直接床に設置するので安定感はバツグンです。ロングタイプとも呼ばれていて、スタイリッシュなデザインのサーバーも多く存在します。デザインのバリエーションが多いのも床置き型の特徴です。
床置き型のメリット
床置き型の中には、重たいボトルを持ち上げることなく、サーバーの下部にセットするだけでいいタイプもあり、女性やお年寄りでもラクにボトル交換ができます。また、水素水が作れる・コーヒーサーバー付きなど多機能なものが多いのも床置き型の特徴といえるでしょう。
床置き型のデメリット
床置き型のデメリットは、一旦設置してしまうと、移動させるのが大変なこと。ボトルを除いても、サーバー本体に残った水とサーバー本体の重量があるため、一人で移動させるのは難しいかもしれません。またボトルを上に置くタイプだと、高い位置に重たいボトルを乗せなければならず、負担が大きく感じることもあります。
自分の生活スタイルに合わせよう
卓上型も床置き型もそれぞれメリットとデメリットがあり「どちらが優れている」ということはできません。ライフスタイルによって最適なウォーターサーバーは違ってきます。たとえばリビングにウォーターサーバーを置苦場合、リビングが広ければ床置き型を置いても動線の邪魔になることはありません。しかしリビングが狭い場合には、コンパクトな卓上型の方が快適な生活が送れるでしょう。ウォーターサーバーは、ご自身のライフスタイルや使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。